NECは5月8日、政府が推進する普通教室へのICT機器導入による「21世紀にふさわしい学び」の教室環境を実現する「NEC 学校ICT推進ソリューション」を、同日より販売開始すると発表した。
「21世紀にふさわしい学び」は、21世紀の子どもたちを取巻く環境下における知識基盤社会への変化や社会構造のグローバル対応力を向上させることを目的に、2020年までにICTの導入を促進し、教育の情報化ビジョンを推進するという活動。
「NEC 学校ICT推進ソリューション」は、ICT導入から、機器のメンテナンス・保守、さらに授業を行う先生へのICT教育プランまで、NECが一元的に提供することで、新しい学びを実現する教室環境へ向けたICT機器のスムーズで安心な導入を可能にするというもの。
NECでは、Windows 8 Pro搭載の12.5型のタブレットPC「VersaPro タイプVZ」や、65型の大画面ディスプレイ「BrainBoard」など、教室環境に合わせたタブレットや電子黒板などのICT機器を提供する。
あわせて、全国約400カ所のサービス拠点からエンジニアが駆けつけられる体制でタブレットPCやITシステムの初期設定、無線LAN環境を構築するネットワーク機器の提供から導入展開サービス、インターネット上の有害情報閲覧や生徒の個人情報漏洩などを防止するセキュリティ対策や、機器のトラブルに関する運用サポートを提供する。
そのほか、先生のICT利活用をサポートする研修として、ICT機器の使い方研修、ソフトウェアの活用法研修、 授業での活用事例研修、セキュリティ対策研修なども準備されている。