バラクーダネットワークスジャパンは5月7日、アプリケーションデリバリコントローラ(ADC)「Barracuda Load Balancer ADC」(Barracuda ADC)」を発表した。
「Barracuda ADC」は、負荷分散、アプリケーションアクセラレーション、アプリケーションコントロール、アプリケーションセキュリティを1つのハイパフォーマンスプラットフォームに集約した統合型ソリューション。今回の発表により、バラクーダネットワークスは正式にアプリケーションデリバリコントローラ(ADC)市場への参入を表明した。
プラットフォームには、最大32×1および8×10のギガビットイーサネットポートを備えている。
主な特徴として、システムのパフォーマンスを損ねずに、SQLインジェクション、クッキー改ざん、セッションハイジャックなど、ネットワークおよびアプリケーションレイヤに対する攻撃からアプリケーションを守ることが可能。
Microsoft Exchange、Microsoft SharePoint、Oracle Applications、Webサーバ、仮想サーバなど、一般的なアプリケーション向けに拡張可能な証明書やテンプレート、実装ガイドが用意されている。
「Barracuda ADC」は、Barracuda Load BalancerのADC製品ラインの一部、アプライアンス(ハードウェア)または仮想アプライアンスとして、日本国内では今年の第3四半期以降の販売が予定されている。