Microsoftは4月30日(米国時間)、Windows Azure SDK for .NETの最新アップデート版となる「Windows Azure SDK 2.0 for .NET」を公開した。メジャーアップデートに相当するリリースで、さまざまな新機能の追加や改善が実施されている。主な新機能は次のとおり。
- Webサイト関連 - Visual StudioからWindows AzureのWebサイトへコンテンツをアップロードする機能、管理、分析などの操作を以前よりもよりシームレスに実施できるように改善
- クラウドサービス関連 - 4 core x 28GB RAM (A6)および8 core x 56GB RAM (A7)といった大容量メモリの仮想マシンをサポート、より迅速なデプロイの実現、分析機能の向上
- ストレージ関連 - Visual Studio Server ExplorerからWindows Azure Tablesの作成、削除、テーブルエンティティの編集が可能
- サービスバス関連 - サービスバスクライアントライブラリにいくつもの新機能を追加
- PowerShell関連 - Windows Azure PowerShellにおいてPowerShell 3.0をサポート。いくつかのcmdletsを追加
Windows Azure SDK 2.0 for .NETはWindows Azure .NET Developer Centerからダウンロードできるほか、GitHub - azure-sdk-for-netからも取得可能。