マイクロソフト傘下の米Skypeは4月29日、Outlook.comのSkype対応を発表した。プレビュー版が英国で公開されており、米国、ドイツも今週中に利用可能となる。その他地域については今年の夏までに公開予定。
Outlook.comは2012年7月にマイクロソフトが開始したHotmail後継のウェブメールサービスで、2月に正式サービスインを果たし、半年間で6000万アカウントが登録されたという。
今回の発表は、ウェブブラウザからOutlook.comにアクセスをしたとき、メール相手と簡単にSkypeの通話、ビデオ通話ができるというもの。対応ブラウザはInternet Explorer、Firefox、Chrome。プラグインをダウンロードし、マイクロソフトのアカウントにSkypeを紐付ける必要がある。
Outlook.comとSkypeの連絡帳を統合すると、すぐに利用可能となる。メールを読んでいる最中に、相手のアカウント画像にマウスを合わせるとSkypeの通話、ビデオ通話ボタンが表われ、簡単に通話を開始することができる。
SkypeとOutlook.comはこの統合により、一つのプラットフォームの中で、その場に応じた最適な連絡方法を選択できるようになるとしている。