サイオステクノロジーは、LifeKeeper for Linux v8 Update1 メンテナンスリリース2(以下v8.1.2)を、5月15日より出荷を開始する。
v8.1.2では、Red Hat Enterprise Linux 5.9/6.4、CentOS 5.9/6.4、Oracle Enterprise Linux 5.9、Oracle Linux 6.3/6.4を新たにサポート。また、機能強化として、ミラーボリュームの再作成をしなくてもサイズ変更が出来るようにしたほか、利便性向上のためにmirror_actionコマンドの必須パラメータを任意のパラメータに変更した。
データベースでは、EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server 9.2、MySQL version 5.6に対応。
そのほか、SLES11SP2環境にてSambaリソースを作成できない、SAPでセントラルインスタンス以外のリソース作成時にホスト名が適切に参照できない、PostgreSQLでPGSQL RKのリカバリ処理のタイムアウトが正しく動作しない、DataKeeperでmdadmの不具合の影響で同期が完了してもdatacorruptのフラグが残ってしまう、データレプリケーション環境にて、非同期モードかつnbdserverをマルチスレッドで運用した場合(デフォルト)、スタンバイ側のファイルシステム(データ)に不整合が発生する可能性があるなどの不具合に対応した。