QUICKは4月30日、証券・金融プロフェッショナル向けサービス「Qr1(キュー・アール・ワン)」で、新コンテンツとしてTwitter分析情報の提供を開始する。分析結果として特定企業のツイートに対する「関連キーワード上位50語」、「ツイート数」、「ポジティブ・ツイート数」「ネガティブツイート数」を提供する。
QUICKはNTTコミュニケーションズグループのビッグデータ解析サービス「Buzz Finder(バズファインダー)」利用し、Twitterのツイート収集・分析を行うという。分析対象となる企業は、時価総額の大きさなどからQUICKが総合的に判断して選出した100社が対象。これまでも1社につき3キーワード程度の抽出は行ってきたが、ツイート数が増加した主要銘柄については最大で50語をランキング形式で提供するという。
また、銘柄ごとのツイート数や、ツイート内容から判断したポジティブ、ネガティブの度合いを分析し、数値化して提供するという。Qr1のチャート機能を利用することにより、株価とツイート数の相関関係や、ポジティブ数、ネガティブ数の乖離幅推移が分かりやすくなるとしている。
分析処理は、1日1回、前日分のツイートに対して行われる。ニュース形式での配信は毎営業日の朝7:30以降となる。