ソースネクストは4月26日、名刺管理iOSアプリ「Cardful」を発表した。名刺データをEvernoteに自動でアップロードすることができ、アップロードした名刺情報をCardfulで再び編集することも可能。同社によると、Evernoteと双方向に名刺情報が編集可能なアプリは世界で初めてだという。
Cardfulはオムロン製の名刺用文字認識機能(OCR)を搭載しており、名刺を撮影して登録する際に自動的に文字認識をかけ、項目ごとにデータが登録される。項目は名前や会社名だけではなく、メモ書きなどの名刺画像上の文字、全文が対象となる。傾けて撮影してしまった画像なども見やすく補正を行う。
Evernote上に保存済みの名刺画像もCardfulに取り込むことができるため、スキャナなどで大量に読み込んだ名刺画像をEvernoteにアップロードして、アプリでデータ変換するといった使い方も想定されている。さらにiPhoneのカレンダーやFacebookのイベントをアプリから閲覧することが可能で、特定のイベントなどで貰った名刺を一括登録し、後からイベント名などで呼び出すこともできる。
同社によると現在はiOSのみの提供で、Android版の提供は予定していないという。