ニューロネットは4月30日、高画質(HD)に対応した高画質版H.264対応SaasBoardサービスを提供開始すると発表した。
Web会議/テレビ会議SaasBoardは、iPad/iPhoneやAndroid系スマートフォンで動作し、画面共有、資料共有、手描き書き込みなどでウェブ会議を行えるサービス。
主な機能として、資料共有や画面共有/リモートデスクトップなどを備えているほか、コミュニケーション機能に、「ビデオミーティング」、「WEBボード」、「デスクトップ画面共有」などの機能を備えている。
今回、これまでの画像圧縮方式に加え、高画質(HD)で映像コミュニケーションができる圧縮方式H.264を組み込んだサービスの提供を開始する。提供開始は5月1日からで、価格は個別見積りだが、同社によると、1続単価月額3,000円程度で利用が可能。
今回の発表について、同社代表取締役 前川博文氏は、「会議という新しい発想の創造の場、問題解決を図る場、情報の共有を進める場、さらにコンセンサスを醸成する場に必要なものは、お互いの顔と声によるコミュニケーションだけでなく、『資料』が重要な情報要素と考えています。弊社のWeb会議システムSaasBoardはWebボード機能で強力な資料共有/編集機能を提供してきました。しかし、お互いの顔をよりクリアな映像として見る事は、信頼感の確認/醸成上重要なことだということに立ち返り、弊社では既に2011年から試験的に提供していたH.264高画質(HD)サービスを、このたび正式提供してゆくこととしました。この高画質(HD)サービスによりWeb会議システムSaasBoardは、現在市場供給されているテレビ会議と同等画質が実現でき、さらにテレビ会議にない強力な資料共有機能を備えていますので、テレビ会議を超えるサービスが提供できるようになりました。」とコメントしている。