英リキテンスタイン展、キュレーターがTwitterでガイドツアーを開催

英ロンドンのテート・モダン美術館で開催されている「Lichtenstein: A Retrospective」のガイドツアーが現地時間4月25日午後6時(日本時間は26日の午前2時)からTwitter上で行われる。キュレーターがツイートと画像を利用して説明を行うというユニークな試みだ。

Roy Lichtensteinは米国のポップアートアーティストで、20世紀のアートシーンを代表する存在だ。テート・モダンでは5月27日まで特別展示として、Lichtensteinの手がけた絵画など125点を展示している。

今回、キュレーターのIria Candela氏がTwitterユーザー向けにコンテンツを選択し、約30分の間Twitterで展示をガイドする。絵画の歴史を振り返りながら興味深い事実などを紹介する予定だという。ハッシュタグは「＃TateTour」。Candela氏は30分のガイドツアー終了後、Twitterユーザーからの質問に答える時間も設けることになっている。

特別展示なのでテート・モダンで見学する場合は入場料が15.5ポンド(約2300円)必要だが、Twitterでは家から出ることなく、無料で参加できる。Twitterによるガイドツアーは同美術館初の試みとなる。