ソフォスは4月25日、Android 向けアンチマルウェア対策アプリ「Sophos Mobile Security」の新バージョン「Sophos Mobile Security 2.5」を発表した。
「Sophos Mobile Security 2.5」では、新たにテキストメッセージや通話でスパムフィルタ機能を利用できるようになり、フィルタルールによって、特定の電話番号や相手先非通知の通話をブロックできるだけでなく、悪意のある URLが含まれている可能性のあるテキストメッセージもブロックすることができる。
受信するすべての通話やテキストメッセージは、Spam Protection機能によってスキャンされ、フィルタルールが適用される。ブロックされた通話やテキストメッセージは、Quarantine (検疫) フォルダに保存され、必要な場合には取り出すことも可能となっている。
同アプリは、個人利用に限り無料で利用でき、管理可能な企業向けの「Sophos Mobile Security Enterprise」も有償で提供されている。企業向けの有償版は、ソフォスのモバイルデバイス管理ソリューション、「Sophos Mobile Control」 を利用するユーザー向けの製品で、Sophos Mobile Control での統合管理を行うことが可能となっている。
「Sophos Mobile Security Enterprise」の価格は、1年間100ユーザーの場合、1ユーザーあたり1,860円(税別)となっている。