スリーディー・システムズ・ジャパンは、3Dプリンター「ProJet x60」シリーズの販売を開始した。
今回発売された「ProJet X60」シリーズのラインナップは全6種類。モノクロ出力機は同ラインの最低価格帯の機種で、造形サイズが236mm×185mm×127mmの小型機「ProJet 160」、および造形サイズが203mmx254mmx203mmの中型機種「ProJet 360」の全2機種。
また、カラー出力機は、小型で造形サイズが236mmx185mmx127mmの低価格帯製品「ProJet 260C」、造形サイズが203mmx254mmx203mmで280万色以上を表現可能な「ProJet 460Plus」、造形サイズが254mmx381mmx203mm、表現色が600万色以上の大型機「ProJet 660Pro」、造形サイズが全機種のなかで最大の508mmx381mmx229mm、600万色以上を表現する同シリーズのハイエンド機「ProJet 860Pro」の4機種。同シリーズに搭載されているCJP(Color Jet Printing)技術と、同シリーズのために作られた白色をはじめ色の再現精度が高く丈夫な新素材「VisiJet PXL」によって、画像編集ソフト「Adobe Photoshop」で表現可能な色のうち、最大90%を再現することに成功したという。
なお、スリーディー・システムズは米・サウスカロライナ州に本社を置くラピッドプロトタイピングの総合メーカー。アップルコンピュータやNASA、ダイムラークライスラーなどをはじめとした数々の大手企業での導入実績を持つ。同製品の詳細に関しては同社のWebページを参照してほしい。