シスコシステムズ(以下、Cisco)は、トヨタデジタルクルーズが、グループ向けに4月より提供する コミュニケーション・サービス基盤として、シスコ テレプレゼンスを採用したと発表した。
トヨタデジタルクルーズは、クラウド型でグローバル利用が可能なビデオ会議多地点接続サービス「D.e-CommunicationCenter」を構築し、トヨタ自動車を始めトヨタグループ各社へ向けてコミュニケーション基盤の提供を開始する。
同サービスでは、企業間のビデオ会議相互接続環境の提供を始め、電話やWeb会議など様々なコミュニケーションツールの相互接続を可能とし、また、現在提供中のいずれのネットワークサービス(ATI、D.e-Net、 D.e-NetGlobalLightなど)からの接続も可能であり、トヨタグループだけではなく、企業を超えたメーカー・サプライヤー・販売店等との間に、映像、音声を使ったセキュアなコミュニケーション環境を実現し、コラボレーションする環境を提供する。
サービスの特長は「ビデオ会議多地点接続:初期投資不要、必要な分だけ仮想会議室を購入可能」、 「Web を使った簡単会議予約:初期投資不要、Web を使った簡単会議予約」、「企業間ビデオ会議IP接続:オールトヨタイントラネット網やインターネットを使ったビデオ会議可能、海外接続対応」、「モバイルビデオ会議対応:パソコン・スマートデバイスを使ったモバイルビデオ会議対応可能、ビデオ会議調達費用の低減、Web会議との相互接続」、「ビデオ会議接続サポート:ビデオ会議接続トラブルをサポート」。
今回の導入により、トヨタグループ内のコミュニケーション基盤を一層強化し、高いセキュリティを維持しながら、簡単にグループ内で国内・国外を問わず高度なコラボレーションを確立することが可能になった。