セルシスは、同社のイラスト・マンガ制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT EX」で利用可能な自作の"イメージングプラグイン"を募る「CLIP STUDIO PAINTイメージングプラグイン開発コンテスト」の受賞作品を発表した。
イメージングプラグインとは、画像に様々な加工処理を施したり、パターンや効果を生成するといった任意の機能を、同ソフトにフィルターとして機能追加できる仕組みのこと。本コンテストではこのプラグインを2月より一般募集しており、今回クリエイターと開発者それぞれの視点による審査の結果、大賞(賞金100万円)1点、優秀賞(賞金15万円)2点、特別賞(賞金15万円)1点の計4作品が選出された。
大賞作品に選ばれたのは、ペン入れの太さを調整することで、線の表情を簡単に変えることができる「加筆」フィルター。まんせー氏が開発した同作品へは、プロのイラストレーターである審査員からも「喉から手が出るほど欲しかった」などのコメントも飛び出すなど、実用性、効果の面で高い評価を得たという。同作品の詳細および、このほかの受賞作品についてはコンテストサイトまで。なお、今回の受賞作品は、同社が運営する「創作活動応援サイトCLIP」において、2013年5月下旬より無償で公開されるという。
あわせて同社は、本コンテストの第2弾となる「第2回 CLIP STUDIO PAINT イメージングプラグイン開発コンテスト」を開催すると発表。応募受付は6月末からとなる予定だ。プラグイン開発に必要となるSDK(ソフトウェア開発キット)は、「創作活動応援サイトCLIP」にてダウンロードできる。詳細は後日コンテストサイトにて発表されるとのこと。