セールスフォース・ドットコムは4月24日、ソーシャル広告とCRMおよびソーシャルリスニングを統合したソーシャルアドバタイジング・アプリケーション「Salesforce Social.com」の提供を開始したと発表した。
これにより企業は、CRM上の顧客データやソーシャルリスニングデータをリアルタイムに反映させた広告コンテンツによってFacebookやTwitterでのソーシャルアド・キャンペーンの効果を高め、投資対効果を最大化することができるという。
SalesforceSocial.comは、ソーシャルおよびモバイルの時代における企業のマーケティングを変革するマーケティング・ソリューション「Salesforce MarketingCloud」を構成するアプリケーションの一つで、ソーシャルアド・キャンペーンを作成、テスト、展開し、消費者へ届けることが可能になる。また、FacebookおよびTwitterデータに基づいて、広告コンテンツを特定することができる。
そのほか、キャンペーンのライブモニタリングおよびソーシャルアドの効果に対するフィードバックによって、指定の目標に対する評価基準を追跡し、分析することができ、ルールを定義して適用することにより、広告とキャンペーンをリアルタイムに最適化し、キャンペーンの進行中に支出の最適な配分を自動化できる。
日本でのSalesforce Social.com の提供は、2013 年秋頃を予定している。