日本HPは24日、ITILベストプラクティスに基づいたITサービス管理ソリューション「HP Service Manager software」のSaaS版として、「HP Service Anywhere」(HP SAW)のサービスを提供開始すると発表した。
「HP SAW」は、IT運用管理のインシデント管理や問題管理、変更管理といった機能をSaaS型で提供するITサービス管理ソリューション。
基本機能に加え、ワークフロー編集機能が強化され、ワークフローのカスタマイズと可視化を実現するプロセス&タスクデザイナー機能が備わっており、導入においては、オンプレミス型と同様、ITILによるコンサルティングや導入支援、教育コースプログラムなどを利用者の要件に合わせて提供する。
「HP SAW」のライセンス体系は、「Named」(固定ユーザー)と「Floating」(同時ユーザー)の2種類のユーザーライセンスを選択することができ、1年、3年、5年のプランがある。初回購入時は最小25ユーザーの提供で(2013年10月までに導入の利用者は、初回最小10ユーザーからの提供)、追加時は1ユーザーからの提供となる。
「HP Service Anywhere」の価格は、Namedライセンス 1年が18万7,950円、Namedライセンス 3年が56万5,215円、Namedライセンス 5年が94万1,995円、Floatingライセンス 1年が37万6,950円、Floatingライセンス 3年が113万325円、Floatingライセンス 5年が188万3,910円で、販売開始日はいずれも5月2日。