グレープシティは、コンポーネントスイートの新バージョン「ComponentOne Studio 2013J」とjQueryウィジェット集「Wijmo(ウィジモ) Professional」を5月29日に発売する。

ComponentOne Studioは、WindowsフォームやHTML 5対応ASP.NETアプリケーション、WPF(Windows Presentation Foundation)などのプラットフォーム上で、業務システムを開発するために用いるコンポーネント群だ。データグリッド、帳票、チャートといったUI部品を収録しているため、さまざまなアプリケーションの開発期間を短縮できる。各コンポーネントカスタマイズ性に優れ、高機能なGUIエディアも搭載されているため、コーディングとデザインの工数の削減につながる。

今回から、パッケージ販売が廃止され、サブスクリプション方式に変更された。契約期間中は、バージョンアップは無償、技術サポートも無制限に受けることができる。また同社では、パッケージ版と比較して、機能追加や新環境への対応、不具合修正をより迅速に行うとしている。ライセンス体系は変わるが、コンポーネントのクラス構造や機能は変更なく、上位互換を保証するとのことだ。

ライセンス価格は初回費用15万7,500円(Enterprise版)、更新料は初回費用の40%となる。Webアプリケーションの開発に用いる場合は、別途コアサーバライセンスが必要となる。

開発サイクルとサブスクリプションの費用およびサービス

また同時に発売されるHTML5アプリ開発用の「Wijmo Professional」は、jQuery UIにはない高機能なウィジェット集である。ウィジェットの販売だけでなく、日本語による技術サポートやドキュメントなどの付加サービスが提供される。本製品も、サブスクリプション方式にて販売される。