DMM.comは4月20日、iPhone/iPad版の電子書籍ビューアーアプリ「DMM Books」をリニューアルしたと発表した。
DMM Booksは大きく、閲覧可能なファイルを本棚に並べて検索できる「ライブラリ」と、ファイルの中身を表示する「ビューアー」の2つの機能を備える電子書籍ビューアーアプリ。ビューアーに関しては、見開きやフリック、タップ動作設定を自分の読書スタイルに合わせて変更することが可能という特徴がある。
新版ではさまざまな機能強化が行われているが、DMMが特に強調しているのが「ZIP/JEPG対応」と「Dropbox連携」。以前は「PDF」と「dmmb(DMM独自の著作権保護化された電子書籍ファイル)」しか閲覧できなかったが、今回からは「ZIP」「JEPG」にも対応した。さらに、Dropbox内のファイルもDMM Booksに取り込めるようになっており、自作したものや友人に送ってもらったものも容易に閲覧できるようになっている。
そのほかの主な新機能は以下のとおり。
- OpenIn機能 : 他アプリで閲覧中のファイルをDMM Booksで開くための選択肢「次の方法で開く…」が表示される
- 自動再生機能 : タップやフリック操作をせずに、ページ送りをする機能
- フォルダ機能 : フォルダを作成し、電子書籍ファイルが整理できる機能
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しおり登録機能 : 読書の途中で「しおり」を挟む機能。登録した「しおり」は一覧で閲覧可能
なお、DMM Booksで販売するiPhone/iPad対応作品は現在4万8000作点。今後も随時増加よていという。