EIZOは22日、68cm(27.0)型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CG276」の4月生産分から、4K×2K解像度信号を簡易的に表示する機能を搭載すると発表した。
ColorEdge CG276の画面解像度は2,560×1,440だが、今回追加される新機能により、DisplayPort端子に入力される30フレーム/秒までの4,096×2,160および3,840×2,160解像度の信号を画面に縮小表示することが可能となる。
テレビや映画の制作現場では、4K×2K解像度のコンテンツ制作機材が普及しつつあるが、同解像度に対応するモニターはまだ多くないため、4K×2K解像度の簡易表示用として、ColorEdge CG276の4月生産分から同機能を追加して対応するとのこと。
ColorEdge CG276は、ワークフローで厳密な色の管理と運用が求められるプロフェッショナルフォトやプリプレス、映像制作市場向けの製品。「ColorEdge CG275W」の後継機種で、表示安定性や画面均一性などの性能を向上させ、動画編集や映像制作向けの機能を強化したとのこと。筐体下部に「キャリブレーションセンサー」を内蔵し、モニター単体でキャリブレーションを行い、定期的な再調整も自動で実施可能となっている。