ノルウェーNordic Semiconductorは4月22日(現地時間)、Bluetooth low energyおよびANT+対応IC「nRF51822/51422 WLCSP SoC」の2品種を発表した。
同製品は、Bluetooth low energy(Bluetooth Smartを含む)およびANT+の小型SoCソリューションであり、面積に厳しい制約のあるアプリケーションに最適だと同社では説明している。用途として、ファッションおよびスポーツ用スマートウォッチ、スポーツ/フィットネスまたは医療用のウェアラブルセンサ、スマートフォン向けポータブルアクセサリ、補聴器、ICカードなどが挙げられる。
すでに発売されているQFNパッケージを採用した「nRF51822/51422 SoC」を、WLCSPに対応させたことにより、「nRF51822/51422 SoC」の全機能を3.5mm×3.8mm×0.5mmサイズで実現。実装面積を13.3mm2とし、基板占有面積を40%削減した。さらに、2品種をSTMicroelectronics製の「nRF51」シリーズ向け集積バラン設計で使用した場合、従来のQFNを個別コンポーネント設計で使用した場合に比べ、最大80%の基板占有面積削減が図れるという。