PFUは4月22日、同社の組込コンピュータ「ARシリーズ」のハイエンド向け製品「AR8000シリーズ」として、IntelのIvy Bridge世代プロセッサの「Xeon E3-1200 v2(クアッドコア)」ファミリを搭載した「AR8300モデル310H」ならびに同世代の「Pentium G2120(デュアルコア、3.1GHz)」を搭載した「AR8300モデル300H」をラインアップに追加したことを発表した。
300H/310HともにDDR3-1600メモリに対応し、最大16GBを搭載可能なほか、310HはPCI Express 3.0をサポートし、高速なデータ伝送を実現している。また、ECCメモリ対応により高い信頼性を要求されるアプリケーションにも対応することが可能なほか、オプションとしてRAID 1、HDDのホットスワップもサポートしており、万一のHDD故障時でも継続した運用が可能となっている。
さらに、ハードウェア監視、リモート電源監視用ソフトウェア「EmbedWare/SysMon」によるRAS機能も提供されている。
なお、300H/310Hともにすでに受注を開始しており、2013年6月からの出荷開始を予定している。