トレンド総研は4月19日、「SNS上の人格事情」をテーマに実施した調査の結果を公開した。同調査は20~30代のSNSユーザー300名を対象として2013年3月8日~3月11日に行われたもの。
発表によると、「友人や知人に、利用していることを知らせていないソーシャルメディアはありますか?」という質問に対し、37.3%の人が「ある」と答えている。
アカウントを登録している各々のSNSについて、匿名・実名のどちらで登録しているかを尋ねた質問では、Twitterでは80.6%、Facebookでも20.6%の人が匿名で登録していると回答。また、「匿名で登録しているメディアと実名で登録しているメディアとでは投稿内容を変えていますか?」という質問では、匿名と実名両方でSNSに登録している人の52.7%が「投稿内容を変えている」と答えている。投稿内容を変える理由としては、「仕事関係のものと趣味のものをわけたい」「自分だとバレたくない」などの意見が多い。
このほか、「周囲に、SNS上とリアルとで人格が異なると感じる人はいますか?」という質問には36.7%の人が「いる」と回答しており、「ソーシャルメディア上とリアルで人格が異なる人を見てどのように感じますか?」という質問に対しては「普通だと思う」という回答が38.2%で最も多くなっている。