エクイニクスは、シンガポールで3番目となるInternational Business Exchange(以下、IBX)データセンター(SG3)の新設、ならびに第2データセンターの拡張を通じシンガポールおよびアジア・パシフィック地域におけるグローバル拠点を強化することを発表した。

この拡張計画は、シンガポールのデータセンター市場に対するエクイニクスの継続的なコミットメントを示すもので、近年特に高まっている金融取引事業者、およびクラウドサービス事業者への需要に対応する。

2014年下半期に開設予定のSG3により、エクイニクスはPlatform Equinixを拡張し、シンガポールにおける最高品質のインターコネクションおよびデータセンターサービスに対する金融取引事業者やクラウドサービス事業者の強い需要に対応。

SG3はいくつかのフェーズに分けて拡張され、最終的に約3万6,000平方メートル(約38万5,000平方フィート)のスペースに5,000ラック相当を収容予定。5,000万~5,500万米ドルの投資により、第1フェーズで1,000ラック相当が提供される。

同時に、同社は5,500万米ドルを投資し、シンガポールの第2 IBXデータセンターを拡張。第5フェーズにあたる拡張は2013年末に完了する予定で、920ラックが追加されて総ラック数は4,176ラックとなり、高い接続性と可用性により、クラウドを使った顧客のサービスをサポートする。

SG3とSG1の2つのデータセンターは、専用のファイバーネットワークで相互に接続され、SG1の顧客は同一プラットフォームとしてビジネスの拡張にSG3を利用可能。また、シンガポールでもっともネットワーク密度の高いデータセンターであるSG1への直接接続により、SG3の顧客はSG1と同一のロケーションのようにインターコネクションサービスを利用できる。