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The Geek Stuffにcatコマンドや関連するコマンドの10の使い方の記事が掲載された。catコマンドはLinuxやFreeBSDで頻繁に使われる基本コマンドのひとつ。ファイルの中身を表示するコマンドと認識されることが多いが、コマンド名の由来は「連結する」を意味するconcatnateであり、ファイルの連結に使われる。
catコマンドは便利なコマンドだが、ファイルの中身を見るためだったりパイプへ流すためだけに使われるなど、意外と活用されていない。「10 Cat Command Examples to Manage Files in Linux / UNIX」ではcatコマンドの10の基本的な使い方を紹介しており参考になる。紹介されているcatコマンドの使い方は次のとおり。
- 指定されたファイルを標準出力へ出力する
- ファイルの新規作成およびファイルへの追記(>、>>)
- ファイルのコピー
- ファイルの結合
- ファイルの結合(標準入力も含める)
- 行数の表示(-nオプション)
- 連続する空行の抑制(-sオプション)
- 行末の可視化(-eオプション)
- ヒアドキュメント(<<)
- 最後の行から表示する(tacというcatの逆に記述したコマンドを使う)
長く使っているコマンドでも使っているのは特定の機能のみで、それ以外はよく知らないということは少なくない。こうしたティップス集はスキルアップに役立つ。