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Symantec Security Responseチームは、セキュリティ脅威の1年間の動向を分析した最新の報告書「2013 Internet Security Threat Report, Volume 18」を公開した。2012年における脅威の動向を分析し報告している。2012年における脅威の主な特徴として次の項目が紹介されている。
- 特定の企業や組織を対象とした攻撃が42%増加
- 特定の企業を対象とした攻撃のうち、31%が従業員250人未満の企業
- 500の企業が1日のうちに水飲み場型攻撃の影響を受けた
- 14のゼロデイ攻撃があった
- モバイルにおける脅威のうち、32%が情報を盗み取るタイプのものだった
- ある1つの脅威が60万台のMacに影響を与えた
- メール全体のうち69%がスパムだったが、スパムの総量は減少傾向にある
- ソーシャルネットワークサービスを偽装するフィッシングサイトが125%増加
- Webベースの攻撃が30%増加
- 5,291個の新しい脆弱性が発見された。うち、モバイルOSにおける脆弱性は415個
2013 Internet Security Threat Report, Volume 18のページから主な動向と分析結果をまとめたレポートのほか、より詳しい情報も掲載された詳細版もダウンロードできる。