富士通は19日、メインフレーム向けデータ連携ソフトウェア「FUJITSU Software DB-EXPRESS」、高速リモートアクセスソフトウェア「FUJITSU Software Remote Access eXtension」において、データベースソフトウェアとの連携強化などのエンハンスを行い、2013年4月より順次提供を開始すると発表した。これにより、最新のICT環境からメインフレーム上の基幹データを既存のアプリケーションに手を加えることなく有効活用できる。

2013年1月より提供を開始している、スマートデバイスやクライアント上のブラウザから基幹データへのアクセスを実現するサーバ導入型エミュレータ「FUJITSU Software WSMGR for WebV7.2」と合わせることで、メインフレーム上の資産を、既存のアプリケーションに手を加えることなく、スマートデバイスや、Windows、Linuxといった環境からシームレスに活用できる。

新ソフトウェアの特長は、メインフレームのOSである「OSIV/MSP」、「OSIV/XSP」において、お客様の運用性向上に向けて「DB-EXPRESS/T」、「Remote Access eXtension」の機能を強化する。

提供価格は、FUJITSU Software OSIV/MSP DB-EXPRESS/T V10 3.1万円/月より、4月から提供開始予定。