フォーティネットは4月18日、最新の専用コンテンツプロセッサFortiASIC CP8を搭載したFortiGate-3600C、FortiGate-3240C、FortiGate-800Cアプライアンス、およびFortiGate-5001Cブレードを発表した。
「FortiGate-3600C」 |
FortiGate-3600Cは、インターネットサービスプロバイダー、データセンター、および大企業向けに開発され、ネットワークに統合セキュリティ機能を提供。3Uの筐体には、コンテンツセキュリティ機能に特化したFortiASIC CP8プロセッサを2個搭載し、アプリケーション層のセキュリティを強化。ウイルス対策機能はフロー型で18Gbps、プロキシ型で5.8Gbps、SSL-VPNスループットは5.3GbpsとFortiGateアプライアンス最速の性能を誇る。12の10GbEインタフェースと18のGbEインタフェースを装備する。
FortiGate-3240Cは、2Uの筐体で40Gbpsのファイアウォール性能と高いセキュリティ機能を備え、ファイアウォールのレイテンシは4μs、最大500の仮想UTM(VDOM)機能を実現でき、セキュリティサービスプロバイダーの厳しい要求にも応えることが可能。
FortiGate-800Cは、コンパクトな1Uの筐体に2つの10GbEインタフェース、20のGbEインタフェースおよび2ペアーのバイパスポートを搭載し、20Gbpsファイアウォール、6Gbpsの不正侵入検知/防御など、中堅企業および大企業の支店などに必要とされるネットワークセキュリティを提供する。
FortiGate-5001Cは、40Gbsのファイアウォール性能とセキュリティ機能を備えた、ATCAシャーシに追加可能なセキュリティブレード。FortiASIC CP8を採用することにより、より高速な不正侵入検知/防御、ウイルス対策などのコンテンツセキュリティを実現する。
本発表モデルを含む、全てのFortiGateは同一のオペレーションシステムで稼働しており、最新のFortiOS 5.0を利用可能。