ハイパーギアは、Microsoft SharePoint Server 2013で動作する情報漏えい防止ツール、「ファイルプロテクト for SharePoint 2013」「画面プロテクト for SharePoint 2013」を発売すると発表した。5月15日より出荷が開始される。
SharePointで共有するPDFファイルの持出禁止、有効期限の設定、印刷禁止、パスワード付与などのセキュアPDF化をリアルタイムに行うことが可能。また、画面の印刷禁止、ハードコピー禁止などをドキュメントライブラリごと、ユーザごとに設定できる。
「ファイルプロテクト for SharePoint 2013」はリアルタイムでDRM技術を利用したセキュアPDFに変換するため、特別の暗号化サーバを導入したり、プロキシーサーバを導入したりすることなく、ファイル持出対策を行うことが可能。閲覧時に動的にセキュアPDFに変換するので、事前変換が不要で、ユーザごとに異なる設定ができる。また、JPEG、TIFF G4などの画像ファイルを動的にセキュアPDFに変換する機能もある。
「画面プロテクト for SharePoint 2013」は、Webシステムの情報漏えい防止に必要な機能として、Print Screen、キャプチャーソフトによる画面コピーの防止、ブラウザ内で開くPDFファイルの画面コピーの防止、キャプチャーソフトを自動検出、ブラウザのコピー機能制御、キャッシュデータの削除などができる。
価格は、「ファイルプロテクト for SharePoint 2013」が300ユーザまでが105万円、無制限が262万5,000円。「画面プロテクト for SharePoint 2013」がWebフロントサーバ1台につき105万円。