日立製作所は17日、ITシステムに不可欠なバッチ処理を高速化するソリューションとして、「かんたんHadoopソリューション for バッチ処理(Asakusa Framework & JP1)」を、4月18日から販売開始すると発表した。
同ソリューションは、高集積のエントリーブレードサーバ「HA8000-bd/BD10」(以下、「HA8000-bd」)と統合システム運用管理「JP1」、効率的なデータの分散処理を実現するHadoop、Hadoopを活用したバッチ処理プログラムを効率的に開発するためのフレームワーク(ソフトウェアツール群)である「Asakusa Framework」などをプレインストールし、初期設定を行った上で提供する。
オープンソースであるHadoopや「Asakusa Framework」を含め、すべて日立グループがサポートサービス(有償)を提供し、導入から運用までをトータルで支援。
Hadoopに関する詳細な知識や技術のないユーザーでも、高速なバッチ処理が行えるシステムを構築でき、ITシステム運用の安定化を実現するとともに、経営判断などに必要なデータのより高い精度での迅速な把握と利活用、さらには業務プロセスの短縮化を支援する。 これらによって、バッチ処理の大幅な高速化を迅速かつ容易に実現し、経営判断などに必要なデータのより高い精度での迅速な把握と利活用、さらには業務プロセスの短縮化を支援する。
価格は、導入時のサーバ・ソフトウェア・サービス含め6,772,500円から。保守サービスのみ5,431,860円/年から。