NEC キャピタルソリューションは4月16日、ソリトンシステムズの戦略的販売パートナーとして、企業のBYODによるスマートフォンやタブレットといったスマートデバイス活用を支援すべく、ソリトン社が提供するスマートデバイスのモバイルビジネスプラットフォーム「DME」(Dynamic MobileExchange)を、同日より販売開始すると発表した。

「DME」は業務アプリを利用できるビジネスツールで、社内にあるグループウェア(Microsoft Exchange Server、IBM Lotus Notes/Domino)と連携して、会社のメール、カレンダー、連絡先、TO-DO、RSS フィードをスマートデバイスから利用できるようにする。

特徴として、スマートデバイス上にある公私のデータを分離できるため、会社支給、BYOD でのスマートデバイス活用を支援するほか、データ同期方式を採用しており、電波状況が悪い場所でも、業務を継続できる。

主な機能には、「グループウェア連携(Exchange、Domino)」として、メール、カレンダー、連絡先、TO-DO 等のデータ同期、「モバイルデバイス管理(MDM)」として、デバイス情報の取集、ロック、ワイプ、各種設定ポリシーの配信など、Web アプリケーション機能「AppBox」を搭載。

DM4.0の画面

スマートフォンやタブレットにインストールしたDME Client は、業務アプリを搭載した容器(セキュア・コンテナ)として機能し、メールその他の同期データは、すべて暗号化して保管され、表示する際に復号化される。

提供形態はDME クラウドサービスとオンプレミスの2形態で、価格は要問合せ。