Netcraft - Internet Research, Anti-Phishing and PCI Security Services |
Netcraftは「Angry Birds impersonated to distribute malware」において、最近、Angry Birds関連のサイトであるかのように偽装してマルウェアを配布するサイトが増えていると報告した。特にロシア語圏でこの傾向が急増しているという。人気のブランドを利用することでマルウェアを配布しようとする取り組みは以前から存在しており、PCのみならずスマートフォンやタブレットデバイスでもそうしたマルウェアの配布が進んでいる。
今回発見されたロシア語のAngry Birdsを装ったサイトは、ロシア国内からアクセスがあった場合にはマルウェアの配布サイトへリンクが飛び、それ以外からアクセスされた場合にはGoogleのサイトへ飛ぶように仕込まれていたという。これはサイトが偽装サイトであることを見ぬかれるのを防ぐための措置のひとつとみられる。
ユーザを騙してマルウェアをダウンロードさせようとする取り組みはますます巧みになっており、ユーザは注意が必要。