富士通は、IP電話、プレゼンス管理、インスタントメッセージ、ビデオ会議などの、各種コミュニケーションツールを統合した、スクウェア・エニックスの新しいコミュニケーション基盤を構築したと発表した。

スクウェア・エニックスでは、今回導入したシステムにより、社員が統一された操作環境の中で、相手の状態(在席、外出、打合中など)に応じた最適なコミュニケーション手段を選択することができるようになり、異なる働き方に合わせ、IP電話機、ソフトフォン、FMC(携帯電話、スマートフォン)、PHSから選択が可能なため、例えば、社外にいることが多い社員はFMCを、社内での移動が多い社員はPHSにするなど、働き方に応じたデバイスを利用することが可能。

10Gbitイーサネット技術を採用した高速通信も採用し、ゲーム開発における大容量グラフィックデータの高速処理が可能となったたほか、カメラ付IP電話によるビデオ通話を実現するとともに、ネットワークに接続すればどこからでも業務が可能なフリーオフィス環境を整備した。

スクウェア・エニックスでは、2012年10月の本社移転に伴い、まずは本社での運用を開始し、今後は国内およびグローバルの拠点においても、統一基盤として利用していく予定だという。