A10ネットワークスとSCSKは11日、A10のアプリケーションネットワーキングプラットフォーム「AXシリーズ」の販売におけるパートナー契約を締結したと発表した。

SCSKは、国内で唯一の間接販売を主とするプラチナ認定パートナー「プラチナInD(インダイレクト)」として販売を開始し、サポートをA10ネットワークスと共同で開始するとしている。SCSKの同パートナー契約を通じた初年度の販売目標は3億円としている。

左からSCSK株式会社 理事 プラットフォームソリューション事業部門 ITプロダクト&サービス事業本部長 新庄崇氏とA10ネットワークス株式会社 代表取締役社長兼CEOヴァイスプレジデント南APAC 小枝逸人氏

発表会では、SCSK株式会社 理事 プラットフォームソリューション事業部門 ITプロダクト&サービス事業本部長 新庄崇氏とA10ネットワークス株式会社 代表取締役社長兼CEOヴァイスプレジデント南APAC 小枝逸人氏、A10ネットワークス株式会社 チャネルプロモーション&マーケティング本部 本部長 三瓶寛一氏が登壇した。

小枝氏はA10ネットワークスはADC(アプリケーション・デリバリ・コントロール)の日本市場の規模について触れ、「250億円のうち、60%がエンタープライズ。A10はこの60%にアプローチしていきたい」と述べ、「市場をより早く、より快適していく」強調した。

SCSKは、A10のハイパフォーマンスで柔軟性のあるアプリケーションネットワーク技術とサポート体制を評価し、パートナー契約締結に至ったとしている。

新しいパートナープログラムとサポート内容

両社は、サービスプロバイダ市場製品の「AX シリーズ」をエンタープライズ市場にも拡販していくとし、二次代理店がエンドユーザーへ提案しやすい環境を整備し積極的に展開する。

新しいパートナープログラムとしては、顧客目線の認定基準/直接・間接契約にかかわらない認定制度/パートナーメリットの提供/A10による直接的な営業・技術・マーケティング活動の支援を用意し、二次代理店の開拓と育成を図り、エンタープライズ市場の開拓にまい進するとしている。