エーアンドエーは11日、「Vectorworksサービスセレクト」契約者向けに提供している「Vectorworks Cloud Services」(Vectorworksクラウドサービス)専用アプリの新バージョン「Vectorworks Nomad 2.0」を発表した。
Vectorworks Nomad 2.0は、「Vectorworks Cloud Services ポータル」(VCSポータル)にアクセスするためのiOS / Android用アプリ。VCSポータルにアクセスすることで、クラウドライブラリに保管されているPDFファイルの表示や注釈の追加、印刷などが行える。また、インターネットが利用できない環境でも、事前にデータを保存しておくことで、オフライン環境でもファイルの閲覧が可能。
今回のアップデートでは、ファイルのプレビューをはじめ、採寸や注釈などの項目を強化。新機能として、角度やパス(総延長)を計測できる「採寸」ツール、注釈ツールの「赤ペン」モード、複数ページ間の移動に便利な「サイドバーパレット」を搭載している。
なお同バージョンより、従来から提供していたiOS版に加えて、Android版も用意されている。動作環境は、iOS5.0以上(iPad2を推奨)、Android2.3以上(Android Nexus10タブレットを推奨)で、iTunes App StoreまたはGoogle Play Storeより無償ダウンロード提供される。