仕事中にスマートフォンのFacebookのアイコンを押しかけたり、Twitterを見ようとしてしまったり、YouTubeのURLを入力しかけたり、アプリを起動しようとしたり……ネット上には誘惑がたくさんあり、特に仕事中にフォーカスを維持するのは難しい。そのような人が参考になりそうな記事が、The Next Webに掲載されている(「気晴らし・娯楽との関係を変える7つの方法(原題 : 7 ways to change your relationship to distractions)」)。
気が散るという最初の段階が続くと、その行為は次第にクセや習慣になってしまう。つまり、退屈を感じたり、ちょっと間があいたときに意識せずに行なってしまうことになる。それ自体が目的ではない限り、他にやりかけていること、やらなければならないことがあるはずだ。どうやったら誘惑に勝てるのだろうか。
本当にやりたいことは何かを思い出す
Facebookをいまチェックする必要があるのか、YouTubeの動画をいま見る必要があるのか、それとも無条件にアクセスしているだけなのか? 誘惑を感じたその瞬間に自問すること。FacebookやYouTubeにアクセスすることで何が得られるのか、と考えてみてもよいだろう。後伸ばしにせずに、その時に考えよう。
意図は何?
FacebookでもTwitterでも、誘惑するものを利用する意図を考え直すのも効果がありそうだ。何のためにTwitterをスクロールしているのか? 特定のアプリにアクセスしているのだろうか?
制限付きで許可する
対象にもよるが、まったく禁止する必要はない。友達とのおしゃべりがあって生活が充実するように、TwitterやFacebookなどのソーシャルサービスや娯楽も必要だろう。過度な利用にならないように、時間を決めて利用してはどうだろう? ソーシャルネットワークの場合、自分の友達に対して制限を設けていることを公言しておいてもよさそうだ。
代替をさがす
習慣として無条件でやっていることを、もっと意味のあるもの、生産性につながるものに変えるというアプローチも効果がありそうだ。時間が空いたらYouTubeで暇つぶしの代わりに、机から離れてストレッチではいかがだろう?
習慣を変えるには時間がかかる
次第に無意識の行為から、意識が出てきたことだろう。技術やインターネットの利用は習慣によることが多い。さまざまな状況(退屈、時間が空いたなど)に対する"デフォルトの反応"になっているので、これを変えるには時間がかかる。まずは小さなところから始めよう。そのうちに"デフォルト"がもっと意味のあるものに変わるはずだ。