NTTデータエンジニアリングシステムズ(NDES)は9日、ダッソー・システムズとサービスプロバイダー契約を締結し、ダッソーの「3Dエクスペリエンス・プラットフォーム」の提供を開始した。
ダッソーの3Dエクスペリエンス・プラットフォームは2012年に発表され、三次元CADソフト「CATIA」やPLM(Product Lifestyle Management)システム「ENOVIA」からなり、自動車・航空機・ハイテク・造船・産業機械などの分野で製品開発業務に用いられている。
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3Dエクスペリエンスの紹介(ダッソー・システムズ Webサイト) |
発表によると、今後NDESとダッソーは緊密かつ戦略的に連携をとり、両者のノウハウや事例、技術などを共有することで、3Dエクスペリエンス・プラットフォームを顧客の業務ニーズに最適なシステムとして提案、実装・構築を行う。また、提携によって互いに顧客を広くカバーできる利点も得られるという。
NDESは、ダッソー製品に関する専門知識を習得した技術者を育成し、ダッソーのサービス部門と協力して、製品導入や活用支援といったサービスを提供する。同社は今後、"ものづくり"のための情報システムに関する実装・構築・運用保守といったITサービスを強化して、製造業における事業課題の解決に貢献したいと述べている。