京都造形芸術大学は、これまでグループ校として協力関係にあった京都芸術デザイン専門学校、京都文化日本語学校と4月1日付けで法人合併し、ロゴマークを一新した。

京都造形芸術大学の新ロゴマーク

新たなロゴマークのデザインを担当したのは、第16回文化庁メディア芸術祭のロゴマークやNHKのテレビ番組「デザインあ」総合ディレクション、明治「おいしい牛乳」のパッケージデザインなどを手がけてきた、グラフィックデザイナーの佐藤卓。シンボルマークには一滴の墨汁を紙に落とした時にできる形が採用されており、「自然に委ねる」という日本古来の自然観や、同学園建学以来の姿勢がこの形にこめられているという。また、墨汁の滴には同一の形がないことから、生命の多様性や、ひとつひとつの命の尊厳を象徴しており、同学園の理念である「藝術立国」がめざす新たな人間観、世界観を表しているとのこと。

なお、同校はロゴマークの刷新と同時にWebサイトもリニューアル。今後は多言語への対応を行っていくとのことだ。