シマンテックは4月8日、「シマンテック・サイバーディフェンスアカデミー」において、IT管理者やサービス事業者に向けた「ネットワークセキュリティコース」を新たに開設した。コースの提供開始は2013年6月の予定。

シマンテック・サイバーディフェンスアカデミーは、企業や政府機関へのサイバー攻撃など、セキュリティの脅威に対応できる人材育成を目的として開校し、これまでセキュリティスペシャリスト向けの2コース「サイバー脅威の検出」「インシデントレスポンス&リカバリ」を中心に展開してきた。

今回、企業でネットワークセキュリティ全般を扱うIT管理者や、ネットワークセキュリティサービスを提供するサービス事業者を対象として、新たなコースが提供される。

新コースは、ネットワーク領域におけるセキュリティを体系立てて3日間で学べる内容。ネットワークやホストを保護する際の仕組みや設定方法のほか、高度化するサイバー攻撃の手法など、最新のセキュリティ情報も解説する。

また同コースでは、受講者が、自社や顧客企業のネットワーク脅威に対応するだけでなく、外部委託事業者に依頼する場合においても適切な管理が行えるようになることを目指すという。

同コースの受講料は1人あたり21万円程度(税別)。