ソフトバンクは8日、2020年満期米ドル建普通社債及び2020年満期ユーロ建普通社債を発行することを決定したと発表した。
主な概要として、発行総額は、20億米ドル1ドル97円で換算すると、日本円に換算すると1,940億円相当。払込期日/利率は未定。利払い方法は年2回、償還日は2020を予定している。担保はなく、保証は有し、ソフトバンクモバイルとソフトバンクテレコムが保証会社となる。
募集地域は米国/欧州/アジアといった海外市場を想定、上場取引所はシンガポール証券取引所となっている。資金の使途としては、Sprint Nextel Corporation買収に係る投資資金、当社借入金の返済資金、及び運転資金等としている。
今後の見通しとして、同社債発行による2014年3月期の当社連結業績に与える影響は軽微としている。なお、市場環境により発行総額を増額したり、発行を延期もしくは中止したりする場合があるとし、子会社2社による保証が付されることから、既存の借入及び社債についても、同社債に付したものと実質的に同等の保証を付すことを検討している。