モルフォは8日、写真の一部が動く"シネマグラフ"を手軽に作れる新技術「Morpho Cinemagraph」を製品化したと発表した。
同社が公開しているサンプルでは、手前のイルカの遊具のみが揺れ続ける |
「シネマグラフ」とは、静止画の一部が動画のように動く画像のことで、インパクトのある表現手法として注目を集めている。今回発表された「Morpho Cinemagraph」では同社独自の動き検出技術『SOFTGYRO』を採用することで、画像のつなぎ目にズレがない、クオリティの高いシネマグラフが作成可能とのこと。大まかな手順としては、被写体を連写撮影し、動かしたい部分を指定するだけだという。
本技術により、高機能な動画・静止画編集ソフトや固定撮影用の三脚を使用することなく、スマートフォン等の端末機器で手軽に高品質のシネマグラフを作成することが可能となる。なお同社は発表にあわせて、Morpho Cinemagraphを利用したシネマグラフのサンプルも公開している。