ネットワールドとアセンテックは4月5日、資本提携、ならびに業務提携したことを発表した。
セキュリティ対策や運用効率の改善、ビジネス継続や災害対策、ワークスタイルの変革やスマートデバイス活用に加え、昨年より、Windows XPからの移行や端末のコスト削減といった事由から、VDI(Virtual Desktop Infrastructure:仮想デスクトップ基盤)導入を検討される顧客が、規模を問わず急増している。
両社は、今回の資本・業務提携により、両社が10年以上にわたり蓄積したVDIに関わる様々なノウハウ、リソース、保有するソリューションを集結し、パートナー、ならびにエンドユーザに、より高品質で、安心かつ安全なVDIのトータルソリューションとサービスを提供していく。
Citrix、VMware、Microsoft等のVDIソフトウェアはもちろん、統合基盤となるコンバージド・インフラストラクチャ、両社が保有する様々なVDI周辺ソリューションで協働する。
具体的には、両社はVDIにおける共同セミナーやイベント、プロモーションの実施するほか、ネットワールドの複合システム検証センター「GARAGE」、アセンテックのVDIに特化したショールーム「VDIイノベーションセンター」を相互活用し、共同検証や共同デモンストレーション実施する。
また、両社技術者による、VDIソフトウェアや周辺ソリューションの新バージョンリリース時や、コンバージド・インフラストラクチャも含めた統合基盤の新しい技術リリース時、ならびに新規商材の検討時等の合同検証の実施とノウハウの共有などを行う。
そのほか、上流コンサルティング、移行ソリューション、実証済VDIコンバージドインフラの提供なども行う。
なお、資本提携においては、アセンテックが実施した第三者割当増資をネットワールドが引き受け、ネットワールドはアセンテック株式の一部を保有する。