週末は平日の疲れをとるためにゴロゴロ寝て過ごすという人もいるかもしれない。だが、デキル人は週末の過ごし方も一工夫あるようだ。睡眠や体を休めることも大切。だが、単なるダラダラは一週間のうちの2日を無駄にすることになる。
Forbesが「成功する人が週末にやっている14のこと(原題 : 14 Things Successful People Do On Weekends)」という記事でいくつか参考になりそうなヒントを挙げている。
ビジネス書の著作を持つLaura Vanderkam氏は、「週末は、仕事上の成功における秘密の武器だ」と述べる。月曜日からフル稼働するためには、疲れを引きずるのではなく気力を回復する過ごし方が大切だという。
たとえば、Hotwire.comを共同創業し、Expediaのバイスプレジデントを務めたSpencer Rascoff氏は、30代前半でCOOを務めていたZillow(オンラインの不動産情報データベース)のCEOに抜擢された。3人の子どもがいるRascoff氏、仕事にもプライベートにも忙しいはずだが、家族と過ごすと決めている週末にこそ仕事での成功のヒントがありそうだ。
記事によると、土日はサイクリング、砂遊び、サッカー、動物園と日中はしっかり子どもと時間を過ごし、夜はたまったメールにはじまり仕事関連の連絡事項をじっくり読み、熟考する時間を持つようにしているという。
週末の過ごし方がわからないという人に、記事では以下のヒントを提案している。
1. 家族や友達のために時間をつくる
特に、平日は忙しくて家族と過ごす時間がないという人は、週末こそ大切な人のために時間を過ごすべきだ。
2. エクササイズ
平日に体を動かす時間がないなら、週末は体を動かして心身のバランスをとりたい。体を動かすことで頭の中がすっきりしてくる。解決策やアイディアは意外なときに浮かぶものなのだ。
3. 趣味に没頭
仕事とは関係のない趣味があるとプライベートはぐっと充実する。きっとそれが月曜日からの活力になるだろう。ゲーム、プラモデル、ガーデニング、料理……。文化的なことは右脳を刺激してくれる。何もないという人、この春から自分が情熱を持てること、やってみたかったけど時間がなくてできなかったことを思い切って始めてみてはいかがだろう?
4. オフライン
週末あれだけメールやTwitterをチェックしているのだ。メールを見ない日を作るのもよいだろう。難しい場合は、昼間は見ないなど半日オフというのはいかがだろう?
5. ボランティア活動
奉仕活動は仕事とは違う人間関係、プロセス、結果が得られる。仕事とは違うネットワークができるものメリットだ。
このほか、旅行、瞑想、人に合う、振り返る時間を持つなどをヒントに挙げている。さっそく、今度の週末の参考にされてはいかがだろう?