日本気象協会は、4月6日から8日に予想される、"猛烈低気圧"に伴う暴風に関する情報を発表した。

6日から8日は、昨年の4月3日と同様に非常に発達した低気圧が日本海を進み、全国的に台風並みの暴風となる見込みだという。同協会では、「暴風による被害が予想されますので、不要不急の外出は控えるよう」に呼びかけている。

発表によると、6日土曜日には低気圧が急速に発達しながら日本海を進み、翌7日日曜日から低気圧は速度を落とし、8日月曜日にかけて勢力を保ったまま日本海北部に停滞する見込みだという。

この影響で、全国的に台風が接近したときに匹敵する暴風となる恐れがあり、また、低気圧に向かって暖かく湿った空気が入り込むため大気の状態が不安定になり、太平洋側の地域を中心に短時間強雨や落雷、突風、ひょうの恐れもあるとしている。

今回の低気圧は、急速に発達することとゆっくり進むことが特徴で、6日から8日にかけては、不要不急の外出を控えること、物が飛散しないように事前に片付けておくこと、高波や高潮となるため海岸付近には近づかないことなどを同協会では注意点として挙げている

7日 日曜日9時の予想天気図(発表資料より)

暴風警戒期間(発表資料より)