Maxim Integratedは本日、リチウムイオンバッテリチャージャ「MAX77301」のサンプル出荷を開始したことを発表した。
同製品はインテリジェント機能を内蔵したことにより、外部プロセッサなどなしにホストデバイスとのエニュメレート、アダプタタイプの自動識別、および最速のバッテリ充電レートの決定を行うことが可能なほか、高度な温度監視機能により、充電電流およびバッテリ安定化電圧を自動的に調整して、幅広い温度環境で安全性を最大限に高めることが可能だ。
また、独自のSmart Power Selector技術により、放電したバッテリまたはバッテリなしでポータブル機器の動作が可能なほか、I2Cインタフェースを介してプログラムが可能となっている。
なおサンプル製品は2.44mm×2.44mmの25ピンウェハレベルパッケージ(WLP))で提供されており、単価は2.22ドル(1000個以上)からとなっている。