IIJグローバルソリューションズは4日、「IIJ Global Smart WANサービス」を刷新し、ネットワーク機器を集中管理するシステム「SACM」を活用したネットワークサービス「SmartWAN」を、4月22日より提供開始すると発表した。
「SACM(Service Adaptor Control Manager)」は、IIJが独自開発した次世代のネットワークマネージメント「SMFv2」の自動接続、完全管理の仕組みをOEM提供するためのマネージメントサービス基盤で、「SmartWAN」は、ネットワークの設計・構築から、回線や機器の調達、運用管理まで、ワンストップで提供するマネージド型インターネットVPNサービス。
特徴として、無線LAN対応のサービスアダプタ「SA-W1」が提供され、タブレット端末での利用もサポートする。無線アクセスポイントは「SACM」により、サービスアダプタと一元的な管理が可能。IPv6にも対応する。
また、機器から回線までの運用監視を一元的に同社のヘルプデスクが24時間365日体制でサポートするほか、SA-W1のネットワーク接続状況を専用Webポータル上で確認でき、万一の障害時にはメールでのアラート通知も可能となっている。
最低利用期間は1ヵ月で、異なるキャリアのモバイルデータ通信サービスを同時に利用できるダブル無線WAN機能を2013年上期より提供予定。