コダマコーポレーションは、2次元・3次元統合CADシステム「TOPsolid(トップソリッド)」の最新バージョンとなる「TOPsolid v6.13J」を4月1日に発売した。

TOPsolidは強力な2次元製図機能を搭載しており、3次元モデルから正確な2次元図面を効率よく作成するのが特長。設計の変更や修正の反映が自動化され、修正ミスや修正漏れを防ぐ。

最新バージョンのv6.J13では、立体的に形状を作成、編集するモデリング機能を強化。他のCADシステムで作成した3次元データの不正な穴や微小な面を削除して修正を省力化するほか、2つの穴(ドリル穴、ザグリ穴)の加工情報を自動で作成する。製品のカド部の丸め(フィレット)や面取りを、指定した箇所にだけ施すこともできる。

また、機械装置など多数の部品を組み合わせるアセンブリ機能と2次元製図機能も強化した。アセンブリ機能では規則的にコピーした部品の一部を後から個別に変更することを可能にしたり、アセンブリデータを最大約2.5%軽量化することで読み込み速度を改善。2次元製図機能では断面図の作図範囲を切断線からの距離で指定して作図することや、ドリル穴のリストを穴径とX座標などの2つの条件で並び替えることが可能になった。

対応OS はWindows7(Professional、Ultimate)/Vista(Ultimate、Business、Enterprise)/XP(Professional SP3)。価格は60万9000円から。

TOPsolidの操作画面