SCSKは4月3日、米FalconStor Softwareの「FalconStor CDP」によるBCP/DRソリューションパッケージ「SCSK FalconStor CDP Express シリーズ」の提供を開始すると発表した。
SCSK FalconStor CDP Express シリーズは、各種のバックアップ/リカバリ環境を構築するソリューション。HP ProLiant ServerにFalconStor CDPを搭載し、ローカルバックアップ、リモートバックアップ、および災害時のシステム/データ復旧を行える環境を用意する。
提供されるパッケージは以下の3種類。
- FalconStor CDP ストレージパッケージ : ローカルバックアップおよびリモートバックアップ用のパッケージ。保護対象データ容量に応じ、4TBモデル~20TBまで4つのモデルが用意されている。定価は550万円~。
- RecoverTrac パッケージ : システム自動復旧用のパッケージ。「FalconStor CDP ストレージパッケージ」のバックアップデータを利用して、RecoverTracサーバーから仮想サーバーを起動し、保護対象のサーバーの自動復旧を実施。定価は300万円。
- サービスパッケージ : 「FalconStor CDP ストレージパッケージ」や「RecoverTrac パッケージ」を用い、実際にバックアップやリカバリを運用可能な環境構築を実施するオールインワンタイプのサービスパッケージ。定価は300万円~。
SCSKでは、同ソリューションについて、「導入ステップに応じ必要なパッケージを組み合わせることによって、BCP/DR 対策を行うことができます。パッケージ方式の採用により、将来にわたる投資額が明確になるため、計画的な導入が可能となります」と説明している。