アイルは、ネットショップとリアル店舗のポイント・顧客一元管理ソフト「CROSS POINT(クロスポイント)」を開発したと発表した。

「CROSS POINT」画面サンプル

本製品は、ネットショップとリアル店舗のポイント情報・顧客情報を一元管理するソフトで、クラウド型ASPサービスで提供される。

ネットショップとリアル店舗のポイント付与、利用を一元管理でき、顧客はスマートフォンや携帯電話をポイントカード代わりに使用できる。企業ごとにシステムを構築すると多大なコストがかかるが、クラウド型ASPサービスのため低コストでの利用を実現した。API提供により、POSシステム、ECシステム、メール配信システムとの連携が可能。

また、一顧客におけるネットショップとリアル店舗両方の購買履歴や顧客情報を一元管理でき、基本情報の管理以外にも会員ランク設定や、会員属性分析、購入金額・購入頻度などに応じたセグメント管理可能。顧客はスマートフォンや携帯電話、パソコンから会員登録ができ、マイページで購買履歴を参照可能。

これまでネットショップとリアル店舗の顧客情報が一元化されていなかったため、メール配信などの販売促進もそれぞれ別に行われていたが、本サービスでの一元化により、ネットショップとリアル店舗間の相互送客など、より効果的な販売促進が可能となり、ネットとリアルを融合するO2O(Online to Offline)の実現を支援する。

料金は、基本料金が3万円/月+1店舗あたり3,000円/月。