本サービスの告知チラシ

三省堂書店は2日、手塚プロダクションの協力を得て、手塚治虫作品をエピソード単位で組み合わせ、自分だけの作品集を作れる新サービスを開始した。月額有料会員制のファンサイト「手塚治虫マガジン倶楽部」の"オンデマンド出版"サービスとして提供される。

同サービスでは、ユーザーが自身のお気に入りやこだわりのテーマで選んだエピソード群にカスタマイズした表紙を組み合わせ、世界に1冊だけの手塚治虫作品集を作成できる。用意されるエピソード数は1,200で、174～214ページの作品集が作成可能だ。編集後記を記したり、奥付の「編者」の欄に名前を入れることもできる。完成した作品集は三省堂書店 神保町本店の「エスプレッソブックマシーン」で印刷製本され、配送されることとなる。

なお、「手塚治虫マガジン倶楽部」は有料会員制サイトだが、同サービスは無料の会員登録をすることで利用できる。製作は1冊から可能で、料金は1,365円(配送には別途送料が必要)。同社本店の専用端末を利用してオーダーすることもでき、その場合は実際にマシンが自分の本を作る様子を見ることもできるという。所要時間は15分程度とのことだ。