アシストは4月1日、米Calpont Corporation(以下Calpont社)が提供する大量データ分析/検索に特化したデータベース「Calpont InfiniDB」(以下InfiniDB)の新バージョン、「InfiniDB 3.5」の提供を、同日より開始すると発表した。

新バージョンの「InfiniDB 3.5」では、新たに「CPUリソース割り当て機能」を搭載。ユーザに割り当てるCPUリソースの優先順位付けができるようになり、同時SQLリクエストがあった場合でも、優先すべき処理に多くのリソースを割り当てることが可能となった。

CPUリソース割り当て機能

また、「データのリバランス機能」を追加し、サーバ追加作業を行う際に、コマンド操作でデータのリバランス(再分散)ができるようになった。

加えて、「実行したSQLの統計収集機能」として、SQLの統計収集ができるようになっている。これにより、すべてのセッションのSQL情報(ホスト名、ユーザ名、SQL文、実行時間、メモリ使用率、アクセスブロック数など)の取得が可能という。

そのほか、新バージョンでは、DISTINCT句使用時におけるクエリの性能改善、DISTINCT句を用いたSQL構文の実行時間が約40%短縮、クロスエンジン表アクセスなどの機能が追加されている。

価格は、1コア/ライセンス90万円、保守18万円(税別)となっている。