日立ソリューションズはブレイズ・コンサルティングと協業し、米プログレスソフトウェアのBRMS「ビジネスルール管理システム Progress Corticon BRMS ソリューション」の提供を4月1日から開始すると発表した。
BRMS(Business Rules Management System)とは、業務ルールを業務システムから切り離して管理し、業務担当者がコーディングレスで簡単に業務ルールの変更が可能な製品のことで、日本においても、業務ルールが複雑で頻繁に変更される、生損保、銀行、証券、通信分野などを中心に関心が高まっている。
本ソリューションは、戦略・戦術に沿って業務ルールの変更を業務システムへ適用することが可能な仕組みをつくり、効果的な業務ルールのマネージメントを実現。表形式のわかり易い入力画面で業務ルールを定義でき、また業務ルールの変更による矛盾を検出する論理チェックや、業務システムへ反映した場合の機能チェックを通して、より正確で作業効率の高い業務ルールの作成が可能なため、戦略に沿って俊敏に業務ルールを変更する仕組みづくりが可能となる。
さらに、業務ルール数やデータの複雑さが増しても、DeTI(Design-Time-Inferencing)アルゴリズムにより優れた性能を発揮する。
両社は、日立ソリューションズのSI力と、ブレイズ・コンサルティングのBRMSコンサルティング力を生かし、与信や保険加入の審査がある生損保や銀行、証券分野、料金プラン変更が多い通信分野などをはじめ、業務ルールが大量かつ複雑であり、頻繁に変更される企業に向け提供する。
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